こんにちは、ハクです。
河北新報『きょうの言葉』のメモです。
どうぞご覧くださいませ。
■化石賞
国際的な環境NGO「CAN」が、地球温暖化対策に消極的な国に贈る不名誉な賞。1990年に始め、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)の期間中、複数回発表している。賞の名称には、石油などの「化石」燃料使用に加え、「時代遅れ」の皮肉を込めている。
受賞国はその時々の情勢を反映し、米国やロシア、会議の主催国などさまざま。日本もエジプト・シャルムエルシェイクでのCOP27では、化石燃料を使ったプロジェクトへの公的投資が世界最多だったことなどを理由に選ばれた。
河北新報 朝刊 (7)
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「化石賞」とは、環境NGO「Climate Action Network(CAN)が、気候変動対策に対して足を引っ張った国に与える賞のこと。気候変動への取り組みが「後退している」ことを「化石」と表現して皮肉ったもので、受賞すること自体がとても不名誉なことだ。CANは130カ国の1800以上の団体からなるNGOネットワークで、世界各地のNGOが受賞者を決定する。
各国の代表が集まり、気候変動対策について議論するCOP(国連気候変動枠組条約締約国会議)の第5回目会議(COP5)から始まり、COP開催中はほぼ毎日のように「本日の化石賞(Fossil of the Day)」が発表されている。
日本はCOP27で「本日の化石賞」のトップバッターとして、11月9日に受賞。日本はCOP26とCOP25に続き、3回連続での受賞となった。
理由は、日本が化石燃料に対する世界最大の公的資金を拠出している国だから。報告書によると、日本は2019年から2021年までの3年間で、化石燃料に対して公的支援で合計318億㌦(約4兆7700億円)を拠出。この金額は、第2位と大きく引き離して、世界最大だった。
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【回想】
皮肉な「賞」はユニーク(unique/独特・特異)だと思いますが、日本人は真似るのが第一です。だから、ユニクロ。
以上です。失礼しました。