こんにちは、ハクです。
毎週「河北新報夕刊」より、
最近の話題の映画をご紹介されています。
それで良い"紹介文"ですが、河北新報での文章でございまして、
引用いたしますが、ご了承ください。
では、ご覧くださいませ。いい午後を過ごして。
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①『マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説』…奇抜な衣服 若者文化に
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1960年代初頭、ミニスカートを武器にファッションに革命をもたらしたデザイナー、マリー・クワント。彼女が、世界的ブランドを築いていく様子をドキュメンタリーで描いた。
21歳でロンドンにブティックを開店。若者文化を象徴する奇抜なデザインは、瞬く間に大ブームを巻き起こす。当時のインタビュー映像からは、パリ発の「窮屈な」衣装への反発と、日常を自由を楽しむ女性たちへの共感が伝わってくる。
服飾から化粧品、家具に至るまで、次々とアイデアを実現する一方で、肥大化するビジネスに苦悩する起業者としての姿も映しだした。日本での人気ぶりを報じるニュースも今となっては貴重な資料。サディ・フロスト監督。1時間30分。チネ・ラヴィータで公開中
②『ペルシャン・レッスン 戦場の教室』…ユダヤ青年 人生の転機
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第2次世界大戦中、ドイツに捕らえられたユダヤ人の青年が、ペルシャ人になりすまして生き延びようとする人間ドラマ。
ナチスの親衛隊に処刑されそうになったジルは、とっさにペルシャ人を名乗って一命を取り留める。強制収容所で、将校にペルシャ語を指導するよう命じられるが、実は全く知らない。創作した単語を並べてレッスンに臨む彼の運命は…。
正体を疑うナチス側との緊張感あふれる駆け引きが見どころだ。大戦中、とっさに機転を利かせたユダヤの人々の逸話がベースにあるという。監督はウクライナ出身のバディム・パールマン。現在のロシアによるウクライナ侵攻も連想させられ、命の重さをより一層、痛感する。2時間9分。チネ・ラヴィータで公開中
③『ひみつのなっちゃん』…オネエ悟られず一芝居
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世話になった、なっちゃん(カンニング竹山)の遺体と対面したドラァグクイーンのバージン(滝藤賢一)は、仲間のモリリン(渡部秀)、ズブ子(前野朋哉)と、なっちゃんがオネエだったことを上京してくる遺族に悟られないよう一芝居打つ。
なっちゃんの母・恵子(松原智恵子)から、岐阜県郡上市での葬式に参列するよう声をかけられた3人は、自分たちの職業が分からないように取り繕いながら、「郡上おどり」たけわなの町へ向かうのだが…。
3人が田舎だと思っていた郡上。その懐の深さが、踊りをこよなく愛する人々の言動から浮かび上がる。息子の死を惜しむ恵子の言葉も真っすぐ心に飛び込んでくる。田中和次朗監督が脚本も手がけた。1時間37分。MOVIX仙台で13日公開予定
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いかがでしょうか。
今後、DVD販売があるようになれば、再度お伝えする予定です。
映画館は仙台等の地方のきっかけですが、
全国どこでもあると、思います。お調べくださいね。
それでは、失礼しました。