こんにちは、ハクです。
毎週「河北新報夕刊」より、
最近の話題の映画をご紹介されています。
それで良い"紹介文"ですが、河北新報での文章でございまして、
引用いたしますが、ご了承ください。
では、ご覧くださいませ。いい午後を過ごして。
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①『オットーという男』…隣人を思いやる心遣い
仏頂面で、自治体のごみの分別や私道の駐車ルールに口うるさい「嫌われ者」のオットー(トム・ハンクス)。長く携わった仕事をなくし、最愛の妻にも先立たれた独り暮らしの彼は、妻の後を追い、人生に終止符を打とうとしていた。
そんな中、向かいの家にとびきり陽気でおせっかいな家族が引っ越してくる。無遠慮に声をかけてくるため、命を絶とうとしているオットーは何度も邪魔される。そのうち、次第に気持ちが変化していく。
ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナウイルス禍で世界の分断が進み、ヘイトが横行している時代。だからこそ隣人を思いやる、温かい心遣いが染みる。マーク・フォースター監督。2時間6分。イオンシネマ新利府などで公開中
②『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』…「マリメッコ」生み出す
明るい色で大きく描いたシケの花が有名な北欧ブランド「マリメッコ」。そのデザインを手がけた、マイヤ・イソラの人生をつづったドキュメンタリーだ。
1927年、フィンランド南部の農家で3姉妹の末っ子として生まれたマイヤ。姉妹の中で存在感は薄かったが「その分、自由だった」と回顧する。商業芸術家と結婚し、19歳で娘を産むが離婚。自身の母に子どもを預け、芸術大へ進学する。その後も結婚と離婚を繰り返した。マリメッコで生み出したデザインは500以上。恋愛と旅を原動力に、亡くなるまで意欲的に創作する姿を映し出す。
同じデザイナーの道を選んだ娘が、母の人生を客観的に見つめる。レーナ・キルペランネン監督。1時間37分。チネ・ラヴィータで公開中
③『Winny』…開発者と検察側の戦い
2002年に、革新的ソフトを開発、公開したことから逮捕された、金子勇さんの刑事訴訟に題材を取った。
天才プログラマーの金子(東出昌大)は、利用者同士がデータを簡単に無料でやりとりできる「Winny」を開発、公開した。しかし、このソフトが大人気になった一方で、著作権法違反になるとされ、金子は逮捕、起訴されてしまう。弁護士の壇(三浦貴大)は、「悪用を前提にしたものではない」と主張する。利用者らの金銭的支援も受けながら、7年間にわたり検察側と闘う。/p>
デジタルに裁判と、取っ付きにくい題材が二つ並ぶが、どちらも分かりやすく物語が展開する。18㌔増量したという東出のオタクぶりも見もの。松本優作監督。2時間7分。TOHOシネマズ仙台で公開中
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いかがでしょうか。 今後、DVD販売があるようになれば、再度お伝えする予定です。 映画館は仙台等の地方のきっかけですが、 全国どこでもあると、思います。お調べくださいね。 それでは、失礼しました。
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