こんにちは、ハクです。
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( ´,_ゝ`)プッ
誰しも年齢を重ねるうちに世の中の不条理に気付き、気力を失いそうになった経験があるだろう。親の助言も煩わしい。そんな時、共に歩んでくれた友や支えてくれた人を思い出せるだろうか。「アルマゲドン・タイム ある日々の肖像」は、そんな幼少期の記憶を呼び覚ましてくれる秀作だ。
www.youtube.com1980年代の米ニューヨーク。主人公のポール(バンクス・レペタ)は、公立学校に通う12歳だ。教育熱心な母(アン・ハサウェイ)と働き者の父(ジェレミー・ストロング)、私立学校に通う兄テッド(ライアン・セル)と何不自由ない暮らしをしていた。
いつも悪ふざけをしてクラスを盛り上げる同級生ジョニー(ジェイリン・ウェッブ)とは宇宙の話題が意気投合。しかし担当は黒人のジョニーを色眼鏡で見る教師で、問題児扱いする。
ある日、ポールとジョニーが学校で起こしたある騒動をきっかけに状況が激変し、ポールは世の中のさまざまなことに疑問を感じ始める。
彼が頼るのがアンソニー・ホプキンス演じる祖父だ。ユーモアを交えながらそっと孫の背中を押す。一方のジョニーには、支えになる身内がいない。自分の無力さと、ジョニーとの距離感に葛藤するポール。現実が、彼を押しつぶそうとする。
物語は、脚本も担当したジェームズ・グレイ監督の体験がベース。地味といえばそうかもしれないが、ホプキンスははじめとする俳優陣の演技力が見事にドラマを紡ぎ出す。かつての「心地の成長痛」を支えてくれた人々の姿がよみがえり、胸がいっぱいになることだろう。1時間55分。チネ・ラヴィータで公開中。
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いかがでしょうか。
映画館で上映されている作品だそうです。
紹介は「河北新報夕刊」から。引用文をご了承くださいませ。
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