こんにちは、ハクです。
河北新報朝刊で、知りました。
鳥取県の青少年健全育成条例で「有害図書」に指定されたことを理由に、インターネット通販大手のアマゾンジャパンが書籍3冊を販売停止にした。出版元の三才ブックス(東京)は有害指定について「選定過程が不透明」と問題提起。県外の人まで購入が制限される形にもなり、識者はアマゾンの「過激なコンプライアンス」を懸念する。
出版社異議「選定過程が不透明」
問題となったのは「アリエナイ工作事典」「裏グッズカタログ2022」など3冊。今年2月、著者の1人からの指摘で販売停止が判明。問い合わせに対し、アマゾンは鳥取県の有害図書指定を理由に挙げたという。
県は当初、指定理由を明らかにしなかったが、9月になって三才ブックスに開示。自作のつまようじクロスボウ(洋弓銃)や、身近な材料で作れる吹き矢の紹介などが、青少年の残虐性を助長する恐れがあるとした。
3冊の編集に携わった三才ブックスの編集長小野浩章さんは「理由が示されたのは一歩前進だが、全体の文脈を無視し、取って付けた印象」と疑問視。「ネット売り上げの9割がアマゾンで影響は大きい。不透明な経過で『有害』とされるのは気分が良いものでない」と語った。ある出版社の社員も「ネット最大手から知らないうちに締め出されるのは怖い。人ごととは思えない」と憂慮した。
県は2020年の条例改正で、有害図書のネット販売禁止を明確化した。県職員が書店で無作為を選んだ書籍を審議部会に提出。5人の審査委員のうち4人以上の賛成で指定される。委員の意見を尊重するため内容の議論はしておらず、三才ブックスの問い合わせを受け、改めて委員に理由の聞き取りをしたという。
担当者は「指定は妥当な判断。販売停止はアマゾンの判断だ」と強調。一方で県に抗議も寄せられたとし「どのような方法が良いか検討する必要はある」と審査方法を見直す考えだ。
アマゾンは「各自治体の青少年保護育成条例によって有害図書や不健全図書と指定された図書は、ガイドラインで定めた削除対象の一つです」とのコメントを出した。
表現規制の問題に詳しい山口貴士弁護士は「自治体の条例に基づく有害図書指定は、これまでも審査の不透明さが表現の自由を重視する側から批判されてきた」と指摘。その上でアマゾンの対応について「一部の自治体による規制で、日本全国の販売を止めるのは、過剰な反応だと思う」とし、同様の事案が続かないか懸念している。
Yahoo!Japanニュースは9月6日で記事だったそうですが、
その後、販売されているのでしょうか。インターネットでどうぞ。
(毎年の物で2022年は販売はありませんでした)
「三才ブックス」では直接な販売はしていないようですが、
アマゾンで「ノーブランド品」という中古品?の販売はできるようです。
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「表現の自由」の重視といえば、興味津々にハマる場合のことだと思いますが、非常ならば、エログロナンセンスのような日本国軍、つまりヤクザのようなアンダーグラウンドでしょうか。
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そういった、右翼の歴史修正主義「つくる会」系中学社会教科書の「自由社」や「育鵬社」の教科書問題がありますが、
2022年度 宮城県では、
という優秀な学校でありつつも、宮城県立だけ、問題視されています。
これも「表現の自由」でしょうが「有害図書」ともいえますけど。
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ま、こうした結果、作品が「芸術」になれば、いっそ、神様です。祈りましょう。 by 〇〇〇
結構、重要かもしれないのでは。