【映画】シネマ『古の王子と3つの花』のご紹介します！？。。(´・ω・｀)

こんにちは、ハクです。

最新上映されています、
ご紹介します映画は、こちら！

( ´,＿ゝ｀)ﾌﾟｯ

フランスを代表するアニメ作家ミッシェル・オスロ監督の最新作は「古いにしえの王子と3つの花」。3話構成になっており、古代アフリカのスーダンから中世のフランスのオーベルニュ地方、最後は18世紀のトルコ・イスタンブールと、時空を超えて旅する趣向だ。各話ごとに絵柄ががらりと違い、多様なオスロ監督の世界が楽しめる。

『古の王子と3つの花』
アニメで魅せる時空の旅
3話構成　各話違う絵画的タッチ

「古の王子と3つの花」より

　　第1話はルーブル美術館とのコラボレーション。愛する女性と結ばれるため、課された難題であるエジプト統合に挑む王子の物語だ。第2話はオーベルニュ地方の民話から着想を得た作品。薄暗いシルエットで浮かび上がるシャープな線が魅力的だ。第3話は、モロッコを追われた王子が知恵を使って生き抜く物語。栄華を極めたイスタンブールのにぎやかな様子が生き生きと描かれる。

　　「キリクと魔女」や「アズールとアスマール」などで日本でも知られるオスロ監督の描くアニメは、日本ではなかなかお目にかかれない絵画的なタッチが特徴。多大な資料を集め、綿密な調査に基づいて建築物や衣装などをデザインする。かつては全てて描きだったが、デジタルとの融合に成功。製作ペースが速まっているという。

　　「3つの花」とはそれぞれ古代エジプトを象徴するハス、オーベルニュ地方尾のゲンチアナ、トルコのバラ。各話の効果的な場面で登場し、美しい色や音だけでなく、匂いまで幹事らあれそうな演出も見事だ。

　　不遇な環境を、自身の強い信念で覆していく3人の王子。今の時代を生きる子どもや若者に、真っすぐな気持ちの大切さを教えてくれているようだ。1時間23分。チネ・ラヴィータで公開中。