こんにちは、ハクです。
毎週「河北新報夕刊」より、
最近の話題の映画をご紹介されています。
それで良い"紹介文"ですが、河北新報での文章でございまして、
引用いたしますが、ご了承ください。
では、ご覧くださいませ。いい午後を過ごして。
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①『ミャンマー・ダイアリーズ』…市民への暴力 実態告発
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2021年2月1日、ミャンマーで発生した軍事クーデター。複数の若手映画作家の創作映像と交流サイト(SNS)に投稿があった市民やジャーナリストからの映像を織り交ぜ、クーデター以降、市民に対する暴力行為が拡大、深刻化していく実態を告発している。映画作家や関係者に及ぶ危険に配慮し、匿名としているが、描かれているストーリーは全て実話に基づいているという。
ミンアウンフライン以下、国を牛耳ろうとする権力者の圧力に鍋やフライパンをたたき、大きな音を立てることで抵抗を試みる実際の市民たちの映像と、映画作家によるホラー調の映像とが組み合わさることで、彼らが味わっている理不尽な「恐怖」が見に迫っていくる。1時間10分。フォーラム仙台で公開中
②『高野豆腐屋の春』…認め合う譲れない矜持
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父娘で営む豆腐屋が舞台。高野春(麻生久美子)は、若い頃に夫と別れ、尾道に戻って父辰雄(藤竜也)の豆腐づくりを手伝っている。春の再婚相手を見つけたい辰雄や、近所の理髪店主金森(徳井優)や定食屋の主人鈴木(菅原大吉)らに相談を持ち掛けるのだが…。
近所の仲間による婿探しはコメディータッチだが、病院で知り合った辰雄とふみえ(中村久美)との交流は趣が異なる。被爆によって奪われそうになったものを、どうやって自分たちの手に取り戻すか。つつましい暮らしの中でも譲れない矜持があることを認め合う2人の姿に心が動かされる。平和の象徴として登場するストリートピアノが、強烈な印象を残す。三原光尋監督。2時間。109シネマズ富谷などで公開中
③『ソウルに帰る』…ルーツと自分を探す旅
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25歳のフレディ(パク・ジミン)は台風による航空機の欠航がきっかけで、ソウルにやってきた。幼いころ、韓国人の両親の元からフランスへと養子に出された彼女は、自分のルーツを探し始める。
見た目ゆえに韓国人という枠にはめられることに反発するフレディは、社交的で奔放に振る舞う。同時に、家父長制が残る韓国社会を象徴するかのような言動の父や家族に対して、冷めた視線を向けていた。
実の親を探し、会うことはゴールではない。8年にわたるフレディの物語は、25年の月日を埋めていくことがいかに難しいかを感じさせる。自らのルーツと自分自身を探す旅に、終わりはないのだ。ダビ・シュー監督。1時間59分。チネ・ラヴィータで公開中
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いかがでしょうか。
今後、DVD販売があるようになれば、再度お伝えする予定です。
映画館は仙台等の地方のきっかけですが、
全国どこでもあると、思います。お調べくださいね。
それでは、失礼しました。
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