こんにちは、ハクです。
最新上映されています、
ご紹介します映画は、こちら!
( ´,_ゝ`)プッ
目にいるのは「異形」の体や閉鎖的な光景ばかりなのに、とんでもない純度の美しさと奥行きを感じさせる。米アカデミー賞でブレンダン・フレイザーの主演男優賞など2冠に輝いた映画「ザ・ホエール」。巨漢の中年男性が主人公の室内劇には、見る者の魂をも浄化する不思議な光が宿る。
恋人を亡くした悲しみから過食を繰り返してきたチャーリー(フレイザー)は、大学のオンライン講座で生計を立てる40代の教師。体重272㌔の体で自力では立ち上がることも困難だが入院を拒み、恋人の妹で看護師のリズ(ホン・チャウ)に頼って生きている。
病状の悪化で自らの死期が近いことを知った彼は、妻と別れて以来音信不通だった17歳の娘エリー(セイディー・シンク)との関係を修復しようと試みるが…。
移動もままならないチャーリーの生きる世界は狭い自室だけ。一体なぜこんな姿になったのか。エリーや元妻、宣教師の若者らが訪れてくることで次第に彼の過去が明らかになり、新たなドラマも展開する。
45㌔のファットスーツをまとって撮影に臨んだフレイザーの演技が異次元。チャーリーはユーモアとちゃめっ気をたたえつつも心に深い傷を負い、孤独と罪悪感にさいなまれている。最初は見た目の異様さにくぎ付けになるが、次第に彼の内面の豊かさ、崇高さに引きつけられていく。
キーワードは「贖罪」と「救済」だ。チャーリーは発作を起こすと苦しさを紛らわせるために小説「白鯨」を巡るエッセーの一節を口にする。その理由が明かされるラストは、まるで光の雨が心に降り注ぐよう。ダーレン・アロノフスキー監督。1時間57分。フォーラム仙台で公開中。
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いかがでしょうか。
映画館で上映されている作品だそうです。
紹介は「河北新報夕刊」から。引用文をご了承くださいませ。
その後、DVD等で販売されましたら、再度、ご紹介するかもしれません。
よろしくお願いします。
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