こんにちは、ハクです。
最新上映されています、
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( ´,_ゝ`)プッ
「新聞記者」で一躍注目され、日本映画界きっての若手の売れっ子監督となった藤井道人。映画「ヴィレッジ」は、彼の才能をいち早く見いだした故河村光庸プロディーサーガ企画した社会はサスペンスだ。現代日本のムラ社会に潜む「闇」を寓話(ぐうわ)的な映像美で描く、2人のタッグならではの世界観に引き込まれる。
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かやぶき屋根の家々が並ぶ山あいの集落、霞門村。美しい景観の中にそびえる巨大なごみの最終処分場で働く優(横浜流星)は、父が過去に起こした事件の汚名を背負わされ、母の借金の返済に追われて生きることに絶望していた。そんな中、幼なじみの美咲(黒木華)が東京から村へ戻って来る。2人は互いに引かれ合うようになり、優の人生にも光が差し込んだかに思えたが…。
ムラ。充満する重い空気を象徴する霧がかった風景と、死んだ魚のような目をした横浜の表情がのっけから衝撃的だ。しかしそれはまだジャブ。閉塞感と同調圧力、しがらみや暴力…。隠されていた負の側面があらわになり、犯罪行為すらあうんの呼吸で「なかったこと」にする権力構造に、優は飲み込まれていく。
薪能や祭りの行列といった"正しい日本の伝統"が、どこか不気味なものに見えてくるのも藤井監督の真骨頂。映像表現の幅と深みが、また一段階増した印象だ。主演の横浜も、新境地と評価された出演作「流浪の月」を超える熱演。痛々しいほどに自らをさらけ出す横浜を黒木が受け止め、古田新太や木野花らベテランも脇で支える。
それにしてもこの国では「ムラ社会」というテーマがいつまで「現代的」であり続けるのだろう。衝撃の結末に心がざわついた。2時間。MOVIX仙台などで公開中。
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いかがでしょうか。
映画館で上映されている作品だそうです。
紹介は「河北新報夕刊」から。引用文をご了承くださいませ。
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