こんにちは、ハクです。
毎週「河北新報夕刊」より、
最近の話題の映画をご紹介されています。
それで良い"紹介文"ですが、河北新報での文章でございまして、
引用いたしますが、ご了承ください。
では、ご覧くださいませ。いい午後を過ごして。
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①『レッド・ロケット』…「クズ男」の人生ドラマ
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口先で周囲を丸め込み、自分だけはい上がる道をたぐり寄せようとする、自己中心的な元ポルノ俳優の男と主人公にした米国発の人間ドラマ。
マイキーは無一文になり、制海岸から故郷のテキサスの田舎町に帰る。長年別居していた妻レクシーの家に居つくが、仕事は見つかれず、マリフアナを販売しながら日銭を稼ぐ。そうした日、17歳の少女ストロベリーと関係を持つようになり、彼女をポルノ業界に引き入れてもうけようと画策するのだが…。
うそだらけで迷惑ばかり掛ける「クズ男」を演じるのはサイモン・レックス。社会の格差や分断を象徴するように、合間に米大統領選の様子を差し込んでいる。ショーン・ベイカー監督。2時間10分。チネ・ラヴィータで公開中
②『ガール・ピクチャー』…10代の心情巧みに描く
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3人の少女は17、18歳で青春真っただ中。「3度の金曜日」の過ごし方を通し、大人になる前の心情を巧みに描いた。
クールなミンミ(アーム・ミロノフ)と、素直なロンコ(エレオノーラ・カウハネン)は親友。恋や性愛について語り、理想の相手を求めてパーティーに参加する。パーティーでミンミは、フィギュアスケーターのエマ(リンネア・レイノ)と出会い、同性の恋人同士となるが、エマは重要な大会を前にプレッシャーを抱えて不安定。ミンミの成育環境やエマの練習時間などが原因でぶつかる。
将来への不安を抱える10代の若者たちがノスタルジーを感じさせ、その答えを共に探してみたくなる。アッリ・ハーパサロ監督。1時間40分。チネ・ラヴィータで公開中
③『名探偵コナン 黒鉄の魚影』…同志2人の内面 丁寧に
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青山剛昌の人気漫画が原作のアニメ映画第26弾。近年は主役のコナンに加え、他の人気キャラクターに代わる焦点を合わせてきたが、今回はコナンに同じく薬で体が小さくなった灰原哀に光が当たる。
舞台は、世界中の防犯カメラをつなぐ海洋施設。その技術を悪用しようとする黒の組織に灰原の正体を感づかれ、危機が迫る。小学生の非力な体になったコナンのもどかしさや、周りの支えを実感しつつ立ち向かう灰原―。恋愛要素は抑えられ、秘密を抱えて戦う同志2人の内面が丁寧に描写されている。
アニメ化から四半世紀以上。作品の初期から登場する2人が積み重ねた時間があるからこそ、描けた世界だ。立川譲監督。1時間49分。イオンシネマ名取などで公開中
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いかがでしょうか。
今後、DVD販売があるようになれば、再度お伝えする予定です。
映画館は仙台等の地方のきっかけですが、
全国どこでもあると、思います。お調べくださいね。
それでは、失礼しました。
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