こんにちは、ハクです。
毎週「河北新報夕刊」より、
最近の話題の映画をご紹介されています。
それで良い"紹介文"ですが、河北新報での文章でございまして、
引用いたしますが、ご了承ください。
では、ご覧くださいませ。いい午後を過ごして。
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①『遠いところ』…若者出産や貧困に迫る
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ここに、美ら海広がるリゾートのイメージはない。
舞台は沖縄。17歳のアオイ(花瀬琴音)は、幼い息子とその父親マサヤ(佐久間祥朗)の3人で暮らす。マサヤは仕事が続かず、生活費を稼いでいたが、ためていた金をマサヤに使い込まれる。とがめると暴力を振るわれる日々。アオイは息子のために昼間働ける仕事を探すが、時給が安すぎて生活できない。まっとうな人生を得ようともがくが、思いとは裏腹にどんどん落ちていき…。
若者出産、非正規労働、貧困。沖縄だけにとどまらない問題を、映画初主演の花瀬が体当たりの演技で提起。看過できない現実を突きつけられる。工藤将亮監督。2時間8分。フォーラム仙台で公開中
②『大いなる自由』…同性愛者の抵抗を描く
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1945年、57年と68年。三つの時代を禁じたドイツの刑法175条によって刑務所生活を余儀なくされるハンス(フランツ・ロゴフスキ)の抵抗を描いた。
45年、同房になったビクトール(ゲオルク・フリードリヒ)は、ハンスが同性愛者だと知り、嫌悪を隠さない。しかし、腕の入れ墨からハンスがナチスの強制収容所にいたことを知ったビクトールはあ、入れ墨を消してやろうと持ちかける。2人の長い、独特な関係が始まる。
個人を守るどころか、いじめぬく国家にどう向き合うか。愛と尊敬を追い求める男たちの姿に一つの答えがある。セバンティアン・マイゼ監督。1時間56分。チネ・ラヴィータで公開中
③『交換ウソ日記』…すがすがしい青春 共感
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高校2年の希美(サクラダひより)はある日、机の中に「好きだ!」と書かれた手紙を見つける。送り主は校内で一番モテる瀬戸山(高橋文哉)。返事を書いたことから文通が始まり、交換日記に発展する。戸惑いつつも喜ぶ希美だが、実はその手紙は、親友で生徒会長の江里乃(茅島みずき)に宛てたものだと知る。口下手な希美は講義できず、率直に物を言う瀬戸山にひかれていく。
インターネットのサイト配信から始まって文庫化された桜いいよの同名小説が原作。若者の活字離れが進む中でもシリーズ累計発行60万部を超えた。青春のすがすがしさと、登場人物それぞれに共感できるところが人気の秘訣。ラストは少々語り過ぎ加茂。竹村謙太郎監督。1時間50分。109シネマズ富谷などで公開中
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いかがでしょうか。
今後、DVD販売があるようになれば、再度お伝えする予定です。
映画館は仙台等の地方のきっかけですが、
全国どこでもあると、思います。お調べくださいね。
それでは、失礼しました。
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