§::万華鏡∞日記::§

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【映画】★【 Evening Cafe 】★「追想この一作」映画記者のつぶやき!?シネマ『西部悪人伝』1969年。。(´・ω・`)


こんにちは、ハクです。


毎週「河北新報夕刊」より、
話題の映画をご紹介されております。


今回は「追想 この一作 映画記者のつぶやき」といいまして、


「新聞記者」だった方が、昔に観た映画を添えまる"紹介文"を戴くようです。
引用いたしましたが、ご了承ください。


では、ご覧くださいませ。いい午後を過ごして…。


  ◇



『西部悪人伝』
派手な打ち合いに魅了


www.youtube.com


  中学生活最後の冬休みをのんびり過ごしていた。年が明けて1971年になると高校受験が現実味を帯びてきたが、不思議と焦りや緊張感はなかった。勉強よりも地元石巻にあった唯一の映画館テアトル東宝の上映作品の方が気になった。


  3月の入試まで1カ月と迫った時もテアトル東宝に居場所を求めた。イタリア製西部の奇想天外な面白さに、われを忘れた。


  「西部悪人伝」で、謎のガンマン、サバタを演じた俳優リー・バン・クリーフの猛禽もうきん類を思わせる不敵な面構えが気に入った。「夕陽ゆうひのガンマン」(65年)、「続・夕陽のガンマン」(66年)があり、既に有名スターだった。が、映画ファンになって日が浅かった私にとって「西部悪人伝」が最初の出会いになった。


  10万ドルを巡っての虚々実々の駆け引きと派手な打ち合い。出てくる銃がどれも秘密兵器のよう。射程の長いショットガンは、袖に隠した小型拳銃、楽器バンジョーに引き込んだ銃と、あの手この手によるがんファイトの連続が魅せた。これぞイタリア製西部劇という痛快さだった。荒唐無稽でも観客を楽しませようとする作り手側の心意味に拍手。本家の米国製西部劇とはひと味もふた味も違うサービス精神に満ちていた。黒いテンガロンハットに黒ずくめの服装、マント仕様のコートが決めたサバタが結構良かった。宣伝文句が「西部の007」だった。


  4月、死亡高校にどうにか入学。映画漬けの高校生活が始まろうとしていた。



「西部悪人伝」のパンフレット表紙(右)と裏表紙


(元三陸河北新報社記者・久野義久さん)


  ◇


いかがでしょうか。
いつも昔の映画ですが、DVD等の販売があるそうで助かります。


※たくさん観られるのでしたら、こちらを利用するのがお薦めです!


次回もどうぞ、よろしくお願い致します。


それでは、失礼しました。




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