§::万華鏡∞日記::§

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【きょうの言葉】■地質時代(ちしつじだい)■2023.07.25。。(´・ω・`)



こんにちは、ハクです。

河北新報きょうの言葉』のメモです。

どうぞご覧くださいませ。


地質時代


  約46億年に及ぶ地球の歴史を、岩石や生物など地層に残る痕跡に基づいて分類した地質学上の時代区分。代、紀、世などの単位で分けられ、約1万1700年前の最終氷期以降、現代は「新生代・第4紀・完新世」とされてきた。


  人間の活動が地球環境全体に影響を及ぼす現代を、新たな地質時代「人新世」とすべきだとの議論があり、国際地質科学連合の専門部会は7月、核実験による放射性物質などの痕跡が認められる1950年代以降を人新世とし、基準地にカナダ東部の湖を選定する答申をまとめた。


河北新報 朝刊 (7)



 詳 細


ja.wikipedia.org
geosociety.jp
studyu.jp


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 回 想


放射能」による環境影響は残るそうですが、
地球の「自然」はまだまだ先のこと。
「人間」は自然環境を及ぼし、周りの自然に影響は変化されます。
人間本人でも意味は分かってませんが必ず「自然」には戻るでしょう。そう思います。


【書籍】話題の本をピックアップ!ぜひ、ご紹介します!/2023.07.24
https://white-white-white.hatenablog.com/entry/2023/07/24/134914

【読 書】
『人間がいなくなった後の自然』…放棄地の再野生化追う
カル・フリン(CAL・FLYN)
作家・ジャーナリスト。著書にオーストラリアの植民地問題を扱った「Thicker Than Water」がある。


★★★★[紹介文はこちら]★★

 評・城戸 久枝(ノンフィクションライター)


  原子爆弾投下後の人島は、75年草木が生えないと言われた。だが戦後、街には草木が芽吹き、花が咲いた。人間は、戦争や災害で多くのものを失いながらも、自然と共に生きてきた。一方で人間が自然を犠牲にして発展してきたのも事実だ。


  世界には、さまざまな原因で人間が放棄した土地である。それらの土地が、今、大きな変化を遂げている。本書は、戦争や原子炉のメルトダウン、砂漠化、毒化、放射能汚染、経済崩壊などが起き、人間が去った12の場所を著者が2年かけて旅し、自然の再野生化に迫ったルポである。


  旅の過程で著者が見いだした答えは「人間が退くと、自然は、かつては自然たちのものだったものを取り戻す」というシンプルなものだ。


  放射能に汚染され、今も人を遠ざけるチェルノブイリの森には、希少種の野生動物が多く生息している。エストニアにある旧ソ連の集団農業の跡地には数百のガラスの温室が残され、静寂の中、作物は枯れたり、野生化したりしている。人間が去った後、自然は数年、数十年と時間をかけて、元の姿を取り戻してきたのだ。


  著者は記す。「私たちは広範で自発的な再野生化の実験の真っ只中にいる」と。著者が目の当たりにした自然の再生力に圧倒される。同時に、人間の残した負の遺産の愚かさに胸を締め付けられる。破壊された環境を取り戻そうとする人々の活動さえも、著者は「人間による侵略的で介入主義的な自然保護の方法」だと突き放す。結局、自然の再野生化に人間の力など必要ないということなのだ。


  今も世界中で自然破壊で進んでいる。争いは続き、世界各地では森林が消え、二酸化炭素の排出量は減らない。だが、人間を必要としないところで、自然は変化し続けるだろう。自然の再野生化を邪魔することなく見守りながら、人間が去った後の世界に思いをはせることが、私たちに課せられた使命なのかもしれない。


 (木高恵子訳、草思社・3740円)

 ◇


以上です。失礼しました。



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